俳優の仕事は、皆さんが思っている以上に多彩で深いものです。
けれど、演技の技術そのものを落ち着いて磨ける場は、決して多くありません。
このトレーニングは、「ちゃんと演技を学びたい」「演技が好き」という方のための場です。
AIが文章も画像も映像も生み出す時代だからこそ、目の前の人間が身体と声でその場にしか起こらない表現をする価値は、むしろ高まっていると私は考えています。
その力を、一緒に鍛えていきます。
■ このトレーニングで大切にしていること
1. 身体を土台にする
演技は、頭で考える前に、身体が立っ ているかどうかで決まります。呼吸、重心、立つ・歩く・止まる。基本から丁寧に扱います。
2. 声を「届ける」ものにする
大きな声を出すことが目的ではありません。身体と連動した声が、相手に届く感覚をつかみます。
3. 相手との関係の中で動く
演技は一人では成立しません。相手を見て、聞いて、受け取って、反応する。その力を養います。
4. 正解よりも好奇心
「うまくやること」を目指しません。試して、失敗して、面白がる。その姿勢が、結果的にいちばんの上達につながります。
■ 当日やってみること(予定)
・演劇的自己紹介
名前や経歴ではなく、身体と声で自分を出してみます。
・ウォームアップ
呼吸、発声、歩行、空間認識。身体を開き、感覚を目覚めさせます。
・ビューポイント
時間・空間・形などの要素を使って動き、他者との関係を意識します。
・スズキメソッド系の身体トレーニング
足裏、重心、呼吸の安定を通して、舞台に立つ身体の土台をつくります。
・インプロ(即興)/ルコックシステムに基づく身体表現
相手の言葉や動きを受け取り、その場で反応する力を養います。
・古今東西のシナリオを読んでみる
・振り返りとシェア
気づいたこと、感じたことを言葉にして共有します。
ルコックシステム、ビューポイント、スズキメソッド、インプロなどの方法論を組み合わせ、あらゆる角度からトレーニングします。内容は、参加者に応じて調整します。
■ こんな人におすすめ
・ちゃんとした技術、スキルを身につけ、その上でお金を頂きたいと思っている方
・正解よりも好奇心を大切にしたい方
・演劇、映画、表現に興味がある方
・経験はないけれど、一度身体を使って演技に触れてみたい方
・演技そのものを磨きたい方
■ こんな人には向いていません
・表現に興味のない方
・正解をすぐ求める方
・ただ単に売れればよいと思っている方
経験の有無は問いません。大切なのは、表現への興味と、試してみる気持ちです。
■ 講師について ― Teruki Kitazawa
幼少期に劇団に所属して俳優のキャリアを始め、その後は自らの活動を独自にマネージメントする道を歩んできました。
鈴木メソッド、ルコックシステム、リアリズム演技と大脳生理学、ビューポイント、インプロなど、さまざまな演技方法を学びながら、古典から現代までの脚本に取り組み、実験的な演劇公演にも参加しています。
東京を中心に劇団やユニット企画に参加したのち、活動を広げ、日本各地の巡回公演、韓国の劇団との合同公演、ドイツやスコットランド・エジンバラのフェスティバル、中東紛争地域での巡回公演、カイロ実験演劇祭などで公演を行いました。金沢21世紀美術館、高知県立美術館での、日本・イギリス・韓国合同のサイトスペシフィックな公演にも参加しています。
また、舞台「福岡の三人姉妹」の脚本・演出を手がけ、参加型映画創作プロジェクト「Live Film Project」を始動。監督・脚本・撮影などにも携わっています。2022年には映画『胎動』が、Global Indie Festival(honorable mention)、lonely wolf international film festival(quarter-finalist)に選出され、Lion International Film Festivalでは Best Feature Film に選ばれました。
現在は、社会と演劇・映画の関係への関心とともに、啓蒙活動にも力を入れています。理論や考え方は、noteにまとめています。
https://note.com/just_parrot512
■ 運営コミュニティ
映画創作コミュニティ:Live Film Project
https://livefilm.click/
演劇創作コミュニティ:Social Theater
https://sotheater.click
■ 開催概要
日時:【10月30日(金)】 【19時30分〜21時30分ごろ】
場所:福岡市内(博多周辺)参加者に後日ご案内します
参加費:【2000円】
定員:【5名程度】
持ち物:動きやすい服装、飲み物、
終了後:有志でお茶会(自由参加)
申込:以下にお名前を記述してお送りください。
演技は、一人で考え込むより、人と一緒に身体を動かしたほうが、ずっと早く開けていきます。
演技の土台を、一緒につくりましょう。
お会いできることを楽しみにしています。