仕事で心身ともに疲れ切った人の為に(演劇的WS)――からだと声を解放し、自分に戻る90分

朝から晩まで、気を張って、頭を使って、人に合わせて。
気づけば肩は固まり、呼吸は浅く、「自分が何をしたいのか」さえ分からなくなっていませんか。

会議でも、メールでも、日々のやり取りでも、求められるのは、いつも「適切な答え」。正解を探し続けるうちに、心も体も、少しずつ窮屈になっていきます。

子どもの頃の私たちは、誰に頼まれなくても空想の世界を駆けまわり、知らない誰かになりきっていました。想像することに、理由なんて要りませんでした。

このワークショップに、正解はありません。
体を動かし、声を出し、ときには意味のない言葉で感情を放ってみる。目の前の誰かと反応し合いながら、その場でしか生まれない瞬間をつくる。うまくできるかどうかは、まったく関係ありません。

またAIが文章も画像も、答えまで瞬時に出してくれる時代になりました。

便利になった今だからこそ、同じ空間で息づかいを感じ合い、相手の声や表情に体ごと反応する「人と人との時間」が、かえって貴重になっていると私は思います。

舞台は、その原点にある場所です。

終わるころには、体がふっと軽くなり、「ああ、これが自分だった」と思い出している。そんな90分を目指します。

演技経験は一切不要です。必要なのは、ちょっとした好奇心だけ。

□ こんな方へ

  • 仕事で心も体も疲れ切っていると感じる方
  • 頭ばかり使う毎日で、肩の力を抜きたい方
  • 表現に苦手意識はあるけれど、少し興味がある方
  • 演技未経験の方、大歓迎
  • 一人での参加も、もちろん大丈夫です

□ 当日の流れ(予定)
声出し・体ほぐしから始まり、ペアワーク、即興シーン体験まで、段階を踏んで無理なく進みます。疲れていても大丈夫。最後まで「間違えてもいい」場です。※流れは当日変更する場合があります。

① アイスブレイク・声出し(15分)
円になって、名前と今の気分を一言ずつ。「疲れてます」でも大丈夫です。ストレッチと呼吸法のあと、全員で大きく「はぁ〜」とため息を。自然と笑いがこぼれ、緊張がほどけます。

② 体を使ったウォームアップ(20分)
2人組のミラーリングや、「歩く→止まる→また歩く」の空間ワークなど。目的は「上手く動く」ことではなく、「反応する」感覚を思い出すことです。

③ 声と感情の解放(20分)
「あー」だけで怒りや喜びを表現したり、ペアで言葉に感情だけで応えたり。普段は抑えている気持ちを、安全な枠の中で少しだけ外に出してみます。

④ 即興シーン体験(休憩5分+25分)
3〜4人のグループで、「オフィスのありえない会議」など軽いお題の即興シーンに挑戦。ルールは「反応し合うこと」だけ。見る側は評価ではなく、「面白かった瞬間」を一言共有します。

⑤ クロージング・シェアリング(10分)
円に戻り、今日感じたことを一言ずつ。ここは演技が上手くなる場ではなく、力を抜く練習の場です。

□ 開催概要

  • 場所:福岡市内公民館(博多区千代) ※お申込みの方に個別にご連絡します
  • 日時:【日程】10月11(日)19:30〜21:00頃
  • 料金:1,500円
  • 定員:5名程度
  • 持ち物:動きやすい服装
  • ※広報用の写真撮影が入る場合があります

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主催者はどんな人?俳優・演劇家・映像作家

子どもの頃、劇団で初めて舞台に立った。大人たちが夢中になって作品をつくる姿を間近で見て、「これだ」と思った。

大学卒業後、あらためて俳優の道へ。
最初のオーディションでは主役どころかセリフもない、いわゆる”ガヤ”だった。
それでも、その悔しさをバネに世界中の演技メソッドを学んでいく――鈴木メソッド、ルコックシステム、大脳生理学を取り入れたリアリズム演技、ビューポイント、インプロビゼーション。古典から現代作品まで、実験的な舞台にも果敢に飛び込んだ。

活動の場はやがて東京を超えて広がっていく。
日本各地への巡回公演、韓国の劇団との合同公演、ドイツやエジンバラのフェスティバル、そして中東の紛争地域やカイロ実験演劇祭へ。
金沢21世紀美術館や高知県立美術館では、日本・イギリス・韓国の合同によるサイトスペシフィック公演にも参加。
脚本・演出を手がけた舞台「福岡の三人姉妹」も生まれた。

また映画の学校で映画創作スキルを学び短編、長編を作り続け、2022の映画「胎動」はGlobal Indie Festival (honorable mention)、lonely wolf international film festival(quarter-finalist)、Lion International Film Festival(Best Feature Film)に選出。

いま力を注いでいるのは、自分が「舞台に立つ」ことだけではない。次に創る人たちのための場をつくること。映画と演劇、それぞれの創作コミュニティを立ち上げ、一緒につくりたい人たちとつながっている。

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